アクアリウムを始めるうえで、自分のお気に入りの1匹を見つける事が楽しく長く続ける事のコツかもしれません。
アクアリウム初心者におすすめの熱帯魚の種類について紹介します。
アクアリウム初心者におすすめの熱帯魚の種類10選
エンゼルフィッシュ
やっぱり熱帯魚といえばエンゼルフィッシュ。独特な平べったい体と体高のある姿が特徴です。
また餌もよく食べてくれる事と、ある程度大きくなってくれる事、飼育も容易である事がおすすめの理由です。オスとメスの判別が難しい事を除けば、産卵も比較的容易です。
水槽の大きさは60㎝は容易しておいた方がいいでしょう。
コバルトブルーラミレジィ
本種の青さは淡水ではありえない程のくっきりとした青さです。水槽の中に入れれば主役となれる事間違いなしで、そのうえ協調性もあるので混泳も出来ます。
コバルトブルーラミレジィは青みが特徴ですが、飼育を始めてから早い段階で青みが濃くなってくるので、青みが早く楽しめるのも良いですね、
水槽のサイズとしては30㎝の小型水槽あれば飼育が出来ます。レイアウトを組むとより楽しめる種類です。
パロットファイヤー
野生には存在しない、いわゆる改良品種です。こちらも体の形が独特で、色味も楽しめます。
多少体の大きさが大きくなってしまう所で誰でも飼えるような種類ではありませんが、飼ってみると泳いでる姿に癒されます。
口がとんがっていて、おちょぼ口をしているのですが、正面から見るとハートの形をしていてそこも本種の魅力です。水槽のサイズは60㎝は欲しい所です。
ペルビカクロミスプルケール
意外と知られていない?マニアックな種類で、お店でも在庫があったりなかったりするような種類です。
特徴はオスの色彩は美しい事。お腹の部分が赤くなり、背びれがオレンジに。鱗もギラギラとするようになります。
メスは非常に地味で体型は同じですが、色彩がほとんどありません。そして水槽内のコケを食べてくれます。色彩が美しいコケ掃除の生体は中々お目にかかれません。
水槽の大きさは30㎝程もあれば大丈夫でしょう。水草を入れたレイアウトの水槽が似合いますね。
インパイクティスケリー
細身の体で、飼い込みで本領を発揮した姿はとても美しいです。体全体がうっすらとあおみがかりヒレにも黄色が乗っかってきます。
非常に熱帯魚らしい熱帯魚で毎日楽しませてくれます。ただ残念な所は、その姿を店で見る事はほとんどないという所です。
入荷してから長期の間在庫として残っていると色が出ている個体もいるかもしれませんが、そうなる前に売れていくのでなかなか難しいところ。
一番ベストな状態を見れば飼育をしてみたくなるのは間違いないでしょう。
グラスブラッドフィン
出典:さかなおやじのひとりごと
本種は定番種なので、大体どこのアクアリウムショップでも見る事が出来ると思います。体が透明で尾ひれにだけ赤みがある事が最大の特徴です。
定番種であるのでどこでも手に入ること、値段も安い、それでいて綺麗なのは非常に良いのではないでしょうか。
本種だけで泳がせてしまうと水槽内がやや地味になってしまうので、他の熱帯魚と混泳させると本種の存在がアクセントとなりえます。
体が透明である割には強健で、飼育も難しくなく肌荒れを起こしてる場面を見ることも少ないです。水槽の大きさは30㎝ほどから。こちらもレイアウト水槽で泳がせると面白いかもしれません。
インペリアルゼブラプレコ
古くから人気で、プレコ愛好家の中では定番中の定番。白と黒のはっきりとしたコントラストが何よりの特徴で大型化しない所も飼育しやすくて良いです。
それでいて、コケも食べてくれます(本種をコケとり要員で入れてる方は少ないと思いますが)。
図鑑などで見ると大変美しい事がわかりますが、弱点は非常に値段が高いこと。10,000円を超えている事が普通の生体でペアで飼育するとなるともっと値段がはります。
繁殖も可能な種類のため自宅で増やす事が出来ますが、値段だけが惜しいところです。
入手経路はホームセンターなどの量販店だと値段的に扱っていない場合が多いので、必然的に通販は専門店になってくると思いますが、値段も高いのでぜひとも専門店に直接足を運ばれた方が良いです。
水槽の大きさは水質の安定性を求めて45㎝以上は確保しておい方が良いでしょう。
ポリプテルス
出典:JIMMYの徒然日記
飼育しやすく色んな種類がいる事を考えると本種も外せません。
ポリプテルスには。いわゆる上あご系と呼ばれるものと下あご系と呼ばれるものがいて、上あご系のポリプテルスは60㎝から90㎝以下の水槽で飼育が出来る個体、下あご系だと90㎝以上はないと飼育が出来ない個体に分かれます。
大きさが違う以外に模様や色が違う事がポリプテルスの特徴になるので、自分の好きな個体を探せるのが強みです。
それでいて、ほぼ間違いなく人工飼料にに餌付く事、鱗の構造上病気になりにくい事からも初心者が飼育を始めてもちゃんと最後まで飼える事も強味です。
オレンジグリッターダニオ
小型熱帯魚の中でも色彩が派手でしっかりとした模様があるので人気です。アクアリウムショップでも見る機会があんまりない事が弱点かもしれません。
性格的にも混泳可能な種類であるため青系の色の熱帯魚と組み合わせと水槽のコントラストがはっきりと分かれるので水景として楽しめる事間違いなしです。
水槽サイズは30㎝ほどから飼育楽しめますが、何より水草との相性が良いので、ぜひとも水草水槽で楽しんでほしいですね。
ミクロラスボラハナビ
最後に定番だけども、飼育が難しくいまいち王道になりきれない本種の紹介です。まず模様が圧倒的に美しい。小型水槽であれば本種だけを泳がせておいても十分に見栄えのする生体です。
名前の通りに体が非常に小型であることと、餌付けに少々やっかいな部分があるので飼育難度があがってしまう所が弱点です。
まずは餌は小さめの物を与えてみる、それでだめなら赤虫を与えてみる、という風に一工夫が必要です。
それだけの手間をかけても本種を飼育してみるのは価値があると思います。水槽のサイズとしては30㎝ほどから飼育をしてみると良いです。