チリメンヤッコの飼育方法|混泳、餌、寿命は?

値段も安く手にも入れやすい事から多くの人が見落としがちなチリメンヤッコ。飼育をしてみると楽しさに気づけるかもしれません。

 

チリメンヤッコとは?

特徴

生息地は西部太平洋で、大きさは20㎝前後になります。チリメンヤッコの特徴は顔から頭部にかけてのレモンイエローが入っていて、顔を仕切るようにして黒の縦線が入っています。

体も顔のレモンイエローから白に変化し、尾ひれの付近になると黒になり、尾ひれでまたレモンイエローになるという三色のグラデーションが楽しめます。

 

それだけでも美しいのですが、名前の通りにちりめん模様が非常に美しくもあります。

パッと見ただけではわからないのですが、じっと見る事を楽しめる海水魚になり、上品な色合いで水槽の引き立て役にぴったりです。またチョウチョウオに形が似ています。

 

スポンサーリンク

寿命

チリメンヤッコの寿命についてですが、正確なデータがなく大きさから推測するに5年から10年程度になると思われます。

臆病な性格である事から水槽内でいじめられやすい事、そもそも飼育の難易度が簡単ではないことから、終生飼育出来た方が少ないと思われます。古くから馴染みのある種類なのですが、データが少ないことは珍しいです。

 

 

販売価格

チリメンヤッコの価格ですが、1匹2000円から3000円程度になるようです。値段は非常にお手軽なのですが、飼育が難しい事からイマイチ人気に火がつかないのかもしれません。

 

 

 

 

チリメンヤッコの飼育方法

出典:マンぶーンの生活

水温と水質

チリメンヤッコに適した水温は23度から27度です。他のヤッコに比べると水温に対して適応してくれない部分があります。厳正に測る必要はありませんが、水温計くらいは入れた方が良いでしょう。

水質の方は、気を付けた方が良く小型ヤッコの中では敏感な種類です。亜硝酸塩やアンモニアなどの濃度が高いと、すぐ病気になります。飼育水が出来上がった状態の水槽に導入をしましょう。

スポンサーリンク

 

 

混泳

チリメンヤッコの混泳については、性格が温和な事から混泳向きではありますが、大人しすぎるため、気の強い種類と泳がせると一方的につつかれる可能性がありいつの間にか、レイアウトの影に隠れて出て来なくなっていたと思ったら、亡くなっている可能性も考えられます。

というわけで、混泳をする場合は大人しい種類や攻撃的ではない種類を混泳させましょう。スズメダイも気の強い種類が多いため、クマノミの仲間を入れるとチリメンヤッコも安心して遊泳します。

 

特に相性として一番良いのはハナダイの仲間でしょう。ハナダイの仲間は攻撃的な種類が少なく、混泳向きでさらに色合いも相性抜群です。

チリメンヤッコだけでは水槽の中がなんとなく物寂しい感じがしますが、ハナダイを導入する事によって水景が賑やかになります。

一番最初にチリメンヤッコを水槽に導入し、縄張りを作らせた後でハナダイを導入するとチリメンヤッコも安心して泳いでくれます。

 

 

サンゴとの相性

チリメンヤッコのサンゴとの相性は悪いです。基本的にサンゴとの共存は難しく、チリメンヤッコがサンゴをつついて食べてしまう可能性が高いです、特にハードコーラルをつついて食べてしまう傾向が高く、ソフトコーラルに関してはつつかない個体もいるようです。

あまり当てにしない方が良いですが、サンゴも飼育する場合はソフトコーラルのみを飼育した方が成功確率あがりそうです。

 

 

水槽

チリメンヤッコの飼育に必要な水槽の大きさですが、45㎝から60㎝の水槽で飼育を始める事が出来るでしょう。45㎝で飼育をする場合だと体の大きさ的に限界があり、大きくなったら60㎝にサイズ変更しましょう。

チリメンヤッコも他のヤッコと同様にヤッコ同士の混泳は不可能なため、水槽に対して1匹の方が安全に飼育をする事が出来ます。

 

90㎝以上の大型水槽になってくると、混泳をさせる場合が多いと思いますが、その場合は上手にレイアウトをすれば混泳ができる可能性があります。

大型水槽でヤッコ同士の混泳を目指す場合は雑誌などを見て複雑なレイアウトを参考にしてみると良いのではないでしょうか。

 

 

餌の与え方

チリメンヤッコの餌についてですが、幼魚であれば成魚よりも餌付きやすいのですが、基本的には臆病な性格である事から人工飼料に餌付かせるのに時間がかかります。

まずは冷凍餌から始めてみましょう。水槽に導入して慣れてきたら餌をばらまくのですが、レイアウトの影に隠れている場合が多いので、水槽内に発生している水流に冷凍餌を乗っけるようにしてレイアウトの影にも落ちるようにばらまくとよいかもしれません。

 

他の海水魚と混泳している場合があると思いますが、他の海水魚に冷凍餌を横取りされる可能性があるので、隔離ケース等で餌付かせてから水槽内に合流をさせても良いです。

一度餌付いてしまえばひとまず安心できるのですが、そこから人工飼料に餌付かせるまでに時間がかかる場合があるので、冷凍餌は常に買っていた方が良いかもしれません。

 

 

なりやすい病気

チリメンヤッコの病気についてですが、病気には弱くデリケートな種類です。ちりめん模様のある美しい種類である事に間違いはないのですが、うろこが薄いことから白点病などの病気にやられやすいです。

さらに性格的にもストレスを抱えやすい性格のため、余計に病気にかかりやすいと思われます水槽の導入後は病気に気を付けましょう。

スポンサーリンク