販売価格が高額な爬虫類の種類ランキングを紹介します。
販売価格が高額な爬虫類ランキング
7位:フトアゴヒゲトカゲ(ゼロ)
アルビノのような赤い瞳ではないにも関わらず模様が全くない純白のモルフで人気が高い割に流通量が極端に少ないため15万円以上は必ずするでしょう。
またパラドックスと呼ばれる近代アート的な模様をしている美しい種類は希少価値が高く狙った柄を作出できないため美しい個体は値段が跳ね上がります。
稀に入荷されることがあるようですが、すぐに売り切れることも多く価格もショップに問い合わせないことには正確にわかりません。
黒色色素の少ない個体は病気になりやすく皮膚がナイーブなのでノーマルタイプのフトアゴヒゲトカゲで飼育のコツを掴んでからお迎えしたほうが安心です。
6位:ユニカラークリボー
出典:ボール、カーペットパイソンなどの飼育日記?
大型に成長するイエローテールクリボーをはじめとするクリボーをブリードするアメリカ人によって作出された憧れの品種です。
大型になっても明るいベージュやグレーの淡い色合いに覆われる鑑賞性の高い容姿を持つ種類でイベントなどで見かけることができます。
販売価格は決まっておらず時期や流通量によって大きく左右されるため何とも言えませんが、最低でも20万円以上はすると考えておいても良いでしょう。
本種は顔つきが可愛らしいことで人気を集めています。
5位:デプレッサイワトカゲ
出典:サウリナ守口店
真っ赤なトゲトゲの鱗が美しい大人気のオーストラリア原産のトカゲです。
大きさは20cmにも満たないほど小柄なのですが、棘状に発達した細かい鱗はとても美しく鑑賞性に優れています。
主に乾燥した場所に生息しているため乾燥系のトカゲの飼育方法で問題ありません。
デプレッサイワトカゲは卵胎生で一度に1~2匹しか生まれないことから人気の割に流通量が少なく、特に美しい個体となると40万円以上することは珍しくありません。
一般的なペットショップでは絶対に扱っていないのでトカゲに強い専門店や爬虫類即売会に行って購入するしかないでしょう。
4位:カラグールガメ
出典:aLiVe
赤い頭部が特徴的なカラグールガメはインドネシアやマレーシアに広く生息する水棲ガメの一種で大きさは80cm近くにまで成長します。
長い首が特徴的であまり綺麗な水質とは言えない場所に多く見られることから飼育自体は難しくはありませんが、食用やペット用に乱獲されたため個体数が激減して流通しなくなりました。
そのため生息地では保護対象になっていることから大量に輸入することができず、50万円以上することが多いでしょう。
大型に成長するため飼育下繁殖させる敷地を日本では十分に確保できないことからも海外で飼育下繁殖されたCB個体を輸入するしかありません。
輸送技術が向上しているとは言え、国内で繁殖させたものでなければ水質が合わなかったり輸送中のストレスによりお迎えした直後に落ちてしまうことがあるため、購入には十分な注意が必要です。
3位:アッサムセタカガメ
出典:サウリナ守口店
甲羅の中央が三角形状に尖っている20cm未満の可愛らしい水棲ガメです。水草が覆い茂る河川に生息しているため飼育下では積極的に水草を入れることをお勧めします。
生息地であるインドでは生息数が少ないか散在しているため大量に捕獲されることは滅多にないでしょう。そのため日本に流通する個体数も少なく、安くても50万円以上することが多いでしょう。
生息地では食用や飼育用に乱獲されているため生息数の減少が進み希少価値は更に高まりました。ただ小柄な体型と食性が雑食性でなんでも食べることから飼育難易度は初心者向けといえます。
さらに低水温にも十分に適応できる強靭な生命力をもっているので高額な生体ですが、少しは安心してお迎えしやすい種類といえるのではないでしょうか。
2位:ミミナシオオトカゲ
出典:KAMIHATA
幻のトカゲで生息地では捕獲が禁止されている種類です。
ただ日本には密輸された2~3匹の個体が流通しているとの噂があり、販売価格は500万円を軽く超えると言われています。
水辺に生息していることとトゲトゲの鱗からワニを彷彿とさせる特徴と容姿をしています。最近ではiZooにて生息数も少ないミミナシオオトカゲの繁殖に成功したとの報告があります。
密輸した外国人が捕まっているのでとても購入できる価格ではありませんが、一般人はあまり手を出さない方が良いトカゲと言えます。
1位:ホウシャガメ
採集することはもちろん、飼育することさえ禁止されている憧れのリクガメです。ただ飼育下繁殖個体の場合は販売・飼育が特別に許可されているので非常に稀ながら販売されていることがあります。
その名の通り放射状に彩られた美しい模様と丸っこい尖った独特の甲羅は鑑賞性に優れており、希少種でなければ絶対に人気を博した種類だと思います。気になる販売価格は600万円を軽く超えることがあり、とても手の届く生体ではありません。
また累代飼育された個体なので近親交配が進み、やや病気に耐性がなかったり短命に終わる個体が多いように思われますので、お迎えする際はそれなりの覚悟が必要と言えるでしょう。
イベントの目玉商品で出品されることがあるので爬虫類即売会イベントに定期的に参加していると目にすることがあるかもしれません。