最近人気のあるトカゲを特徴や大きさなどお迎えする前に知っておくべきことを踏まえてご紹介したいと思います。
トカゲの人気の種類ランキング
恐竜のような格好いいトカゲを一度は飼育してみたいと思ったことはありませんか?日本では犬や猫がメジャーなペットとして扱われていますが、海外では犬や猫同様に爬虫類の人気も凄まじく愛好会やイベントなどの交流の場が多く設けられています。
トカゲはアレルギーの心配がなく鳴かない種類が多いのでペットが禁止されているマンションでも飼育の許可がおりることが多く日本の住宅事情にマッチしたペットといえるのではないでしょうか。
お世話に関しても給餌は2~3日に一度で良いですし、散歩の必要もありませんので忙しい社会人の方にもお勧めできます。
1位:フトアゴヒゲトカゲ
最もペットとして飼育されているトカゲの一つです。人懐っこくそれほど大きく成長しない種類なのでトカゲ飼育の入門種とされています。食性は雑食性で生餌や冷凍エサ、野菜や果物など何でもよく食べてくれるので献立を考える楽しみを味わえます。
昼行性で乾燥地帯に生息しているため紫外線ライトや保温器具など初期費用はやや高くなりますが、寿命が約10年と長いのでコストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。流通している個体は飼育下繁殖されたものが大半を占めるほど容易に繁殖に挑戦することもできます。
ヘビやヤモリのように様々ななモルフが作出されてバリエーション豊富とはいきませんが、個体によって色味がほんのりの違っていますので、是非爬虫類即売会などで多くの個体を見比べてお気に入りのフトアゴヒゲトカゲを見つけてみてください。
性格は温厚で十分なスペースのある飼育ケースで管理している場合は複数飼育が可能です。
2位:エリマキトカゲ
テレビコマーシャルやエリマキトカゲブームにより一躍有名になりましたが、飼育はややコツが必要で爬虫類飼育に慣れた人でなければ長期間管理することが難しい種類です。
恐らくエリマキトカゲと聞くと首周りのヒダを大きく広げて威嚇する姿を想像する方が多いのではないでしょうか。
しかし飼育下ではそのような威嚇する姿を観察することは難しく、性格が臆病なので人影が見えると隠れてしまったりじっと動かなかったりと鑑賞性に優れているとは言えません。
飼育する際は高さのある飼育ケースに登り木を立体的にレイアウトして樹上生活を送れるような環境を整えてください。本種は高温多湿環境を好むため底床にミズゴケなどの保湿性のあるものを選びましょう。
食性は肉食性でコオロギやデュビアなどの生餌や冷凍ピンクマウスのような冷凍飼料を与えてください。現在は流通量が少なく3万円近くで販売されることが多いようです。
3位:アカメカブトトカゲ
出典:サウリナ守口店
クリっと大きな眼とドラゴンのような立派な鱗が格好いい人気のトカゲです。飼育はかなり難しく水辺で生活していることが多いのでアクアテラリウムで管理されることが多いでしょう。
大きさは20cm前後と小柄なので60cm規格水槽で飼育することが可能です。また性格が温厚なので複数飼育することも可能なので一度飼育のコツを掴むと沢山お迎えしたくなるのではないでしょうか。
本種は動くものにしか反応しないため生餌を与える必要があり、水もエアレーションやポンプなどで動かしてあげる必要があります。飼育温度は27度前後に設定し、飼育ケースが蒸れないように風通しの良いものを使用するようにします。
寿命は5~6年程度とやや短い傾向にありますが、適した環境で管理できれば10年近く飼育を楽しめるでしょう。販売価格は1万円前後です。
4位:グリーンイグアナ
2メートル以上に成長する大型のトカゲです。非常に知能が高く色の識別や飼い主を認識することができると言われており、簡単な芸やトイレを覚えさせることも可能です。
一方で繁殖期になると凶暴化して鋭い爪で怪我をする飼育者も多く、接し方が難しいトカゲと言えます。
グリーンイグアナは樹上性で高い場所を好みますが、部屋で飼育する場合は特に登り木を用意しなくても大きな問題となることはありません。食性は草食性でスーパーで販売されているような新鮮な果物や野菜を与えてください。
やや乾燥に弱い面があるため冬場は暖房を入れて湿度が低い場合は加湿器を稼働させて一日数回直接生体に霧吹きをして湿らせてあげましょう。
管理温度は26度前後で紫外線ライトやバスキングランプを設置して40度近いホットスポットを作るようにしてください。夏場にベランダや庭で日光浴をさせると病気の予防に有効です。
5位:ヒョウモントカゲモドキ
瞼があり、見た目の凶暴性もなくとても人気のある可愛いトカゲです。飼育もしやすくトカゲ初心者の方にもおすすめです。
6位:ニホンカナヘビ
7位:クジャクトゲオアガマ
出典:サウリナ守口店
ドラゴンのような尻尾とどっしりとしたたくましい胴体が特徴的なトカゲです。本種は30℃前後の高温で管理する必要があり、ホットスポットは45℃前後になるようにしましょう。
食性は草食性で野菜類を中心に植物性の配合飼料もバランスよく与えるようにしてください。それほど大きく成長することはないので90cm規格の飼育ケースで終生飼育が可能です。