両生類の人気種類|ペットで多く飼われてるのは?

この記事ではペットで飼える人気の両生類ランキングをご紹介したいと思います。

 

ペットで飼える両生類の人気の種類

 

アカハライモリ

日本固有種のイモリで両生類を取り扱うペットショップでは高確率で在庫があるほど人気が高い種類です。

腹部の赤い模様は非常に美しく水草との相性も良いでしょう。

 

食性は動物食で昆虫類や貝類を与える必要がありますが、人工飼料も販売されているので生餌をストックする手間が省けます。

価格は安価でワンコインで販売されていることも多いようです。

 

アカハライモリは爬虫類ではないので対面販売の義務はなく、通販サイトで気軽に注文できることも人気の理由となっているのでしょう。

本種以外にはシリケンイモリという種類も多く販売されています。

 

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アマガエル

カエルといったらアマガエルのイメージが強いのではないでしょうか?

田んぼや水辺に生息するカエルで雨が降ると道路にまで出てくる個体も多くいることから一度は見かけたことがあるでしょう。

 

身近すぎてあまり販売されることはありませんが、どこにでも生息しているのですぐに採集して飼育を始められます。

昔は試行錯誤で飼育をされていたのですぐに死んでしまうことも多かったのですが、最近はブログなどに飼育方法が詳しく記載されるようになり長期飼育に対するハードルがグッと下がった印象です。

餌は基本的にクモやハエなど小型の昆虫類を与える必要があります。

 

 

アカメアマガエル

出典:Wikipedia

真っ赤な瞳や黄緑、オレンジ、青など色彩豊かな樹上棲のカエルです。

見た目のインパクトが強いことから人気のアマガエルで大きさも8cm近くにまで成長するので迫力があります。

 

地上に降りることは滅多になく、一生を木の上や大型植物の茎などに登った状態で過ごします。

そのため高さのある水槽で飼育することになりますが、お迎えされる主な用途としてビバリウムに生体導入するのが大半ではないかと思いますので、必然的に高さのある入れ物にお迎えすることになるでしょう。

人気が高い種類ではありますが、一方で価格はやや高めに設定されることが多い種類です。

 

 

クランウェルツノガエル

出典:Wikipedia

丸々と太った可愛らしい中型のカエルです。給餌頻度が月に2~3回と少なく水を張っただけのプラケースで終生飼育できることから人気を集めています。

カラーバリエーションが豊富で黄色系や緑系が販売されています。餌は冷凍ピンクマウスやコオロギを与えますが、乾燥している飼料にも餌付くので餌の管理に心配はいりません。

 

非常に丈夫でストレスにも強いので手に乗せて観察しても良いでしょう。

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両生類は特に環境が悪化しやすくサルモネラ菌などの人間に有害な細菌類が増殖しやすいので、お世話をした後は必ず石鹸で手を洗ってください。

 

 

クツワアメガエル

出典:Wikipedia

耳の部分の丸い輪っかのような形をしている模様が火照った頬を彷彿とさせてコミカルな印象を受けます。

全長は15cm近くにまで大きく成長するのでやや大きめの飼育ケースにお迎えすることをお勧めします。

 

本種は高温多湿環境からやや乾燥気味の環境にまで幅広く対応する能力があるので、飼育環境にそれほど気を使う必要がないことも人気の理由となっているのでしょう。

ただ木登りが大好きなので基本的には高さのある流木や観葉植物をレイアウトする必要があります。

 

また飼育下では冬眠は不可能なので必ず冬季にパネルヒーターや保温球などで加温する必要があります。

霧吹きは観葉植物の水やりを兼ねて行うといいでしょう。繁殖にも気軽に挑戦できるので是非ペアで飼育してみてください。

 

 

ベルツノガエル

有名な漫画にも登場するカエルにデザインがよく似ている南米原産のカエルです。

大きさは15cmほどで10年以上生きる個体も多いことから飼い込み甲斐のあるカエルと言えるでしょう。

 

飼育自体は簡単で少量の水を入れたプラケースにパネルヒーターを設置しておくだけで終生飼育が可能です。

給餌頻度は2~3週間に一度程度で問題ありませんが、一方で消化に時間がかかる種類なので、低温で管理してしまうと消化不良を引き起こしてしまうので注意が必要です。

飼育が簡単かつ可愛らしい見た目から人気を集めています。

 

 

メキシコサラマンダー(ウーパールーパー)

ウーパールーパーという販売名で流通している昔から人気のメキシコサラマンダー。

水中で生活している姿を思い浮かべる方が多いためどうして両生類に分類されているのか疑問に思うのではないでしょうか。

 

実は浅い水場で飼育しているウーパールーパーは高確率で陸生に変わるため両生類に分類されているわけです。

水中で管理しているウーパールーパーはヒラヒラの角やクリっとした可愛らしい瞳をしていることが多いのですが、陸生に切り替わるとイモリのような見た目になります。

 

どちらかと言うと水中で管理されているウーパールーパーの方が長生きする傾向にありますが、陸生になったウーパールーパーも独特の容姿をしているので必見です。

飼育は簡単で専用の人工飼料が販売されているので管理はかなり楽に行えます。

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