目がキラキラとしていて水草水槽にアクセントとして入れてる方も多いのではないでしょうか。
アフリカンランプアイは飼育もしやすい事から初心者にも人気ですが特にアクアリストには好まれる熱帯魚です。
アフリカンランプアイとは?
特徴
小柄な体に透明な体が地味な印象のアフリカンランプアイですが、色が出てくるまでに多少の時間が必要ですが、飼い込みをしてしっかりと飼育をすると驚くほど綺麗に仕上がっていきます。
うっすらとした青色と目の付近がぎらっとした光を放つようになります。この魅力に引き込まれる方も多く、アフリカンランプアイの魅力が飽きのこないタイプの美しさである事の象徴でもあります。
病気にも強く強健種であることから幅広く飼育をされています。主張をしすぎないちょうどよい綺麗さが人気なのかもしれません。
性格
大人しい性格で餌食いも良いので初心者でも十分に飼育をする事が出来ます。卵生メダカであり、水面近くを泳いでいる姿をよく目にする事が出来ます。
寿命
アフリカンランプアイの寿命ですが、2~3年程度です。体の大きさの割には長い方だと思いますが、熱帯魚としては平均的といえるでしょう。
しっかりと飼育をすると、もう少し長く生きて5年程になる場合もあります。
販売価格
1匹当たり100円から200円程になります。まとめて買うと値段が非抑えられます。通販で買うと安く飼う事が出来るので、通販だと良いかもしれません。
店頭で買ってもよいですが、状態をチェックして入荷したての場合は避けた方が良いでしょう。
アフリカンランプアイの飼育方法
出典:Penguin Village
水温・水質
ナイジェリアが原産地で東南アジアなどからもブリード個体が出回ってきています。アフリカンランプアイの適正水温は26度前後でゆっくりと低下していく水温には耐えてくれる場合が多いです。
適正な水質は弱酸性からアルカリ性です。水質の方もゆっくりと下がっていく分には適応能力は広いので、そこまで気にする必要はありません。
混泳
体が小さい事から大きめの熱帯魚とは混泳は難しいですが、グッピーほどの大きさの熱帯魚とは混泳が出来ます。
青みの多い魚である事から、チェリーバーブなどの赤みの強い熱帯魚や、プラティなどの色味が強い熱帯魚がおすすめです。
水草をしっかりといれた水槽だと、ブラックファントムテトラなども良いかもしれません。
水草との相性
アフリカンランプアイは水草と泳がせるのがスタンダードくらい水草との相性は抜群です。特に背丈の高い水草との相性がよく、隙間をスイスイと泳ぐ姿は美しいです。
アマゾンソードなどの広めの葉を持つ種類でも良いですが、アルテルナンテラ・レインキーなどの葉の柔らかく小さくものや、赤みが強い物をアクセントとして植えると水草もアフリカンランプアイも美しく見えることでしょう。
また、本種の特徴である目の光が泳いでいるときに、水草の隙間から見える所が非常に楽しくなります。
水槽
水槽の大きさは20㎝程度の小型水槽からでも飼育が出来ます。アフリカンランプアイの体は小型のため、背丈の高い水草を入れると見栄えのある水槽が出来上がります。
アフリカンランプアイを単独で飼育する事はほとんどないと思いますが、20㎝だと5匹ほどで飼育をすると良いです。
60㎝ほどの中程度の大きさの水槽だと数を多めに入れると水槽内がにぎやかで面白くなるでしょう。数としては、だいたい15から20匹ほどが安全に飼える事が出来る数です。
また大型水槽だとアフリカンランプアイを飼育するよりは、水草の中にアフリカンランプアイを飼育するという形をとる事が多いと思いますので、数は抑えめに30匹ほどにしておくと良いでしょう。
餌の与え方
水槽の上部を泳ぐ熱帯魚のため、フレークフードが向いています。その他にも雑食性のため基本的には何でも食べますが、体が小さいうちはしっかりと餌を与えて太らせると良いです。
大人になってからは特に心配する事もなくなるので、通常の量を与えると良いです。小さいうちは赤虫を与えて育成をしても良いですが、与えすぎると水が汚れてしまうのであげづぎには気を付けましょう。
なりやすい病気
病気については、気にする必要はありませんが水槽の導入当初は気を付けた方がいいでしょう。
導入当初は白点病や、こしょう病にかかりやすいです。特にこしょう病にかかってしまうと感染も早く致死率も高いので気を付けましょう。
繁殖
繁殖については比較的容易な種類です。卵生のため、卵で殖やす種類です。確実に殖やしたい場合はペアのみで飼育を行った方がよいです。
その他にも水草を多めにいれたり、なるべく落ち着いた環境で飼う事が産卵をうながすきっかけとなります。
産卵しやすい水草がいくつかあり、硬い葉のウォーターバコパなどは産卵しにくいようなので、マヤカなどの葉の柔らかいものを選択すると産卵しやすいようです。
まとめ
アフリカンランプアイの飼育は非常に簡単で値段も安く初心者にもおすすめです。混泳も出来ることから、導入に迷ったらとりあえず導入するという事もありだと思います。