販売価格が高い熱帯魚の種類ランキングについて紹介します。
高額な熱帯魚の種類ランキング
8位:ミニベタ
通常のベタも5cm前後と小柄なのですが、その小柄なベタを更に小型化したものがミニベタと呼ばれています。
最近作出された品種で完全に固定化できていない不安定な品種なので希少性が高く日本国内ではあまり流通していません。
そのため高額で取引されることが多く見た目の可愛らしさから人気を集めています。稀にベタ専門店や本場タイの養殖場で見かけることがあるので、是非見に行ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに日本では希少価値のあるジャイアントベタという種類も非常に高価なベタで知られています。
7位:フラワーホーン
出典:AquanA
頭部の立派なコブが特徴的なシクリッドの仲間です。グレードごとに価格が大きく異なりますが、約4~5万円程度で取引されることが多いのではないでしょうか。
適応水温の範囲の広さや水質への順応性の高さから飼育自体は非常に簡単なのですが、飼育者を判別するほどの知能の高さや見た目の美しさから人気を集めており価格が高騰することが多い種類です。
一般的なペットショップでも1~2匹ほどストックされていることがありますが、フラワーホーンを多く展示しているショップでそれぞれの状態を見比べてみるとその違いに気づき易いのでオススメです。
中には通販サイトやオークションにも頻繁に出品されているようなので是非チェックしてみてください。
6位:コリドラスアンチェスター
出典:アクアフォレスト
コリドラスと言えばパンダやロングフィンなど可愛らしい色合いや形状の個体が作出されて人気を集めている観賞魚ですが、中には10万円以上で取引される珍しい種類も存在します。
その一つがコリドラスアンチェスターという銘柄で流通している個体です。
複雑に入った黒色の模様が美しく飼育自体も難しくないことからあまり他のコリドラスとの違いが分からないため、それほど人気のある種類とはいえません。
5位:カリビアンシーホース(希少カラー)
出典:生麦海水魚センター
タツノオトシゴとも呼ばれるカリビアンシーホースは特別珍しい種類ではありませんが、希少カラーが偶然作出された場合は非常に高価で取引されることもしばしばあります。
特にアルビノ個体やブラック個体など模様が一切入らない完全に一色で彩られた個体は人気が高く狙って作出することは不可能です。
また水質に敏感なことから管理する手間もかかりますので市場に出回る頃には数十万円の値がついていることでしょう。
4位:ポリプテルスプラチナ
出典:ナジェール
古代魚として有名な古くから愛されている観賞魚です。ポリプテルスは様々な種類が流通しているわけですが、それらのアルビノ個体は作出し辛く固定することも難しいため非常に高価になります。
またアルビノ個体の中でも特に模様の一切入らない美しい個体ともなれば数百万円以上で取引されることもあります。
一年に一度入荷されると多いくらいなので、欲しい場合はこまめに入荷情報をチェックして発見次第電話でお問い合わせしていただくと良いでしょう。
すぐに売り切れる可能性があるのでのんびりしていてはいつまで経ってもお迎えできなくなってしまいます。
3位:プラチナスーパーレッドアロワナ
ベースはプラチナアロワナのような真っ白の体色ですが、各ヒレはオレンジから赤色に彩られた色調変化を楽しめる美しい希少なアロワナです。
作出することが非常に難しく、狙って出現させることはほとんど不可能に近い品種なので価格は高騰します。また人気もあるため100万円程度で購入できることはまずないでしょう。
ただベアタンクで飼育することの多いアロワナ自体の鑑賞性が高いと水槽のインテリア性も向上してリッチな気分になれること間違いありません。
2位:プラチナアリゲーターガー
本来のアリゲーターガーはナチュラルなグレー色をしていることが多いのですが、本種はシルバーに包まれた美しい個体です。
どこかイルカのような愛嬌のある顔つきが良く鑑賞できるので人気の品種となっているのですが、希少性が高くグレードの高い個体となると200万円以上の値がつくこともあります。
飼育自体は簡単で生餌と大型水槽を準備できれば10年以上飼育することができるでしょう。
元々アリゲーターガーは温帯地域に生息しているにも関わらず日本に帰化するほどの生命力を持っているのでアルビノ個体だとしても比較的丈夫な熱帯魚です。
1位:ポルカドットスティングレイ
出典:アクアルームボス
白色のスポットがいくつか入る可愛らしい淡水エイの一種で、日本国内にペット用として流通しています。
非常に大型になるので巨大な水槽で飼育しなければならないのと、大型個体は輸送費や管理費用が高くなるので必然的に販売価格が高騰します。
目安としては成魚のポルガドットスティングレイの場合300万円ほどすることも珍しくありません。幼体でも100万円近くすることも多いので管理費用とあいまって生涯飼育に必要な費用は莫大なものとなります。
ただ海水産のエイを飼育する場合でも価格は同じかそれ以上に必要なため、エイ愛好家の方々にとってはリーズナブルに飼育できるのではないでしょうか。