ハリネズミのしつけ、なつかせ方は?

今SNSで超人気のペットハリネズミですが、今回はそんなハリネズミのしつけ方や懐かせ方について紹介します。

 

ハリネズミのしつけ方

ハリネズミには基本的にはしつけはできないものを思っていたほうがよいと思います。トイレに関しては、ハリネズミはとても清潔好きで、一定の場所でトイレをするので、しつけをする必要はないと思います。

しかし、できれば、寝る場所から離れたところにトイレを設置するほうがいいかもしれません。ハリネズミのなかには夜中にケージ内を激しく動き回る子もたくさんいます。

 

その場合、排泄物を足で踏んでそのままあちこちに付けて走り回って、かなり汚れることもあります。

また、回し車でも、回してるときに排泄し、排泄物が回し車の遠心力でそのまま遠くへ飛んでしまい、辺り一面が汚れてしまうこともあり得ます。そういうことを考慮したうえで、小屋の設置場所を決めたほうがいいかもしれません。

 

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ハリネズミのなつかせ方

ハリネズミは警戒心が強く、懐くというよりは、その環境や飼い主に慣れさせるとことが、懐かせることになるのかもしれません。

抱させてくれたり、抱っこさせてくれなかったり、気まぐれなところもあるので、ハリネズミ性格や気分にあわせて、飼い主がその都度対応を変えることも必要です。

 

懐かせるためにはやはり小さいころから飼う方が良いので、生後数か月のころから飼うと人間になれて、お腹や針を撫でさせてくれたりすると思います。

迎え入れて1週間は様子はお互いに距離をとって、その環境に慣れさせることが大事です。必要以上にかまって、ハリネズミがここは居心地が悪い、嫌だと思うような環境を作らないように心がけましょう。

 

におい

迎え入れと同時に、飼い主の匂いのする服などを小屋にいれて飼い主の匂いに慣れさせる。できれば、飼い主の匂い強く残ってる衣類がいいでしょう。

また、ハリネズミが小屋を安全な場所として認識できるように、小屋に隠れているときはそのままそっとしておき、エサと水を絶やさないように居心地のよい環境を整えましょう。

 

また、急な大声などでハリネズミを驚かさないように気を付けましょう。一度、その場所で怖い経験をするとなかなか忘れることができません。ハリネズミは夜行性なので、昼間に無理に触ったり、構わないようにしましょう。

午後9時ころを目安にハリネズミが自ら小屋を出てくるのを待つか、小屋に手を入れてみてハリネズミが興味を示すようであれば、そこからスキンシップを図るようにするという具合に、無理にハリネズミを引っ張り出したりしないようにしましょう。

 

スキンシップも最初は5分程度で短めにして、徐々に時間を長くしていきましょう。

さらに、飼い主は一定の匂いを保持しましょう。例えば、同じ香りの洗剤、石鹸を使用するなどして、ハリネズミが匂いで混乱しないように、この匂いが飼い主だと分かりやすくするよう心がけましょう。

 

餌を

ハリネズミを抱き上げて、大好物の昆虫、こうろぎやミニワームなどあげて飼い主の手や膝の上にいるといいことがあると覚えこますようにすると、ハリネズミは飼い主といるといいこともあるし、安心してすごせるようになります。

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しかし、ハリネズミも様々で人懐こいっ子やそうでない子など個体差もあるので、同じハリネズミでも同じように懐いてくれるとは限りません。そこは、性格を見極めて、時間をかけて飼い主になれさせていく必要があります。

 

また、ハリネズミは針で刺されるかも警戒して抱き上げられ、ハリネズミが少し動くたびにビクビクされるとハリネズミも落ち着かないので、時にハリネズミがびっくりして警戒するかもしれません。

抱き上げる人は、心を落ち着かせた状態で安心して抱き上げる方がハリネズミも警戒しないでしょう。

ハリネズミ専用の皮手袋がありますが、毎回それを使用しているとその匂いに慣れてしまいます。皮手袋は使用しないように心がけて、買う主の匂いに慣れるようにすることも大切です。

 

噛み癖

ハリネズミの噛み癖については、本来は攻撃的な動物ではないので、噛み付くことは少ないのですが、飼い方に問題がなくても噛み付いてしまうことがあります。

例えば、手にエサの匂いがついていて、反射的に噛み付いてしまう場合や小屋に手を入れたときに追いやられていると思って攻撃的になって噛み付いたりすることがあるかもしれません。

体調をくずしていたり、妊娠しているときにも防衛するために威嚇の意味で噛み付いてくることもあるかもしれません。そういう可能性を考慮して、噛み付いた時には噛み付かないようにするにはどうしたらよいか考えてみてください。

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また、ストレスがたまると攻撃的になって噛み付くこともあるので、ストレスをためないように小屋は狭すぎない、運動不足、接し方が悪いなどの点を注意して、ハリネズミにとって最適な飼育環境を整えていることが大切です。

こうした努力でハリネズミが自分にとって一番居心地のよい場所と認識して、針を立てたり、噛み付いたりすることなく、飼い主に慣れてくれると思います。

中には、オスの方がメスに比べて針を立てない子が多い子が多いという意見もあります。飼うときに少し参考ししてみてもいいかもしれません。

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