モルモットはなつかない?なつかせるには?

割とメジャーなペットモルモット。今回はモルモットは懐くのか、飼い方、寿命、餌などについて紹介します。

 

モルモットは懐きにくい?

モルモットってテンジクネズミ族の一種で温和で比較的飼育しやすいので家庭や研究室での実験用としても繁殖されています。

ペットショップでは小動物の仲間で見かけますが、日本ではモルモット=実験動物のイメージが強いと思われ他の国に比べてあまり飼われていないようです。

最近はペットブームで大人気ですが、実は驚くべき事実があるんです。それは”人になつきにくい動物”なんです。なぜって?それは動物はなんでもそうですが”警戒心が強い”のが理由だそうです。

しかし、ペットとして買う以上はなついて欲しいですよね。そこでなついてもらえる方法を調べてみました。

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なつかせ方

モルモットを家に迎えたら数日そっとしておきましょう。そして2・3日後くらいに名前を読んだり、餌を手であげましょう。そうすれば1週間程度で抱っこして撫でてあげればかなりなついているはずですよ。

と言うのも本来なつきやすい動物なので仲良くなりやすいんです。ただ、数匹で飼うとどうしても仲間同士が遊び相手となるので人間にはなつきにくい事も多いようです。(まぁ当然ですよね)

まぁせっかく飼っているので楽しく接したいと思いますのでやはり仲良くなりたい場合は1匹で飼うのをおすすめします。さて、モルモットが慣れてくれたら遊び時間が増えますよね。

さぁ遊んであげましょう。ただし、モルモットって繊細な生き物なのによくおしゃべりをする動物なんです。モルモットは小さい声ですが鳴き声で自分の気持ちを表現しています。

モルモット同士でもよくしゃべっているらしいんです。気を付けないといけない時は毛を逆立ててキーキーと叫んでいる時は怒っているようです。また、モルモットは綺麗好きなのでケージの中をきれいにして上げれば期限は良いと思いますよ。

 

モルモットと遊ぶ場合はやはりストレスを矯めるのはかわいそうなので注意してあげないといけません。大体言われていることは1日1回30分~1時間くらいケージから出してあげて部屋の中に放てあげましょう。

触れるのが大好きなので優しく包むように抱っこしてあげればモルモットも落ち着き愛情もより深まると思います。ただ、ここで注意があります。私の嫁がモルモットを小学生の頃育てていたそうです。

 

ある日いるはずのモルモットがケージの中におらず家中探したが見つからず。ついにこの狭いケージから脱走してしまったんです。

まぁ楽園とは御世辞にも言えないものの人に飼われていた甘い環境で育ったモルモットが厳しい自然の中を生きて行けるはずもないとあきらめかけていた2週間くらい後に何と部屋に戻っていたそうです。

 

少し痩せていたようだったと。良く帰って来た奇跡の瞬間と喜んだそうです。まぁお腹が空いたから思い出して帰って来たんやと結論付けられたそうですが。

まぁこの話には後日談がありまして、さらにこの後も2回も脱走したそうです。しかし、前科者のモルモットに飼い主もまたお腹が空いたら帰ってくるだろうと思っていたら帰って来たそうです。

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そんな事を繰り返してとうとうお年を取りお亡くなりになり随分寂しい思いをしたそうですが、良い思い出になったと言っていました。モルモットが亡くなったという事を書いたのでここでモルモットの寿命についても書いてみたいと思います。

 

 

モルモットの特徴について

寿命

モルモットの寿命は平均5~6年と言われています。中には10年以上生きる事もあるようです。

ちなみにギネス認定されているのは14歳10か月らしいです。(飼い始めを誰が確認したか不明ですが・・・。)まぁ最近では飼育環境の向上などもあり、ケージでも長生きするようです。

 

 

餌の与え方

モルモットの餌についても触れておきますね。モルモットの主食は牧草です。そして牧草の補助食として栄養価の高いモルモット専用のペレットフードを与えます。

モルモットは腸内細菌の多い動物でこの細菌が生きて行くための重要なビタミンや栄養素”を作っています。

その為餌は腸内細菌の働きを活発にするようなものを選ぶことが大切。さらに繊維質をしっかりと摂取させてあげれば食欲低下や毛球症などの予防も出来ます。

ただ、この繊維質を与えるのは実は難しいんです。なぜなら市販の餌では十分な繊維質を含んでいないからです。なので、ペレットタイプで必ずビタミンCを含んだもの選びましょう。

さらに、カルシウムを制限し、繊維量が多くカロリーは控えめ、合成着色料不使用のものがおすすめです。保管方法には注意が必要で、ビタミンCが減少してしまうので気をつけてくださいね。

 

また、モルモットはちょっとした環境の変化に弱い生き物なので急に餌を変えたりすると食欲不振から体調を崩す原因となることも多いようなので注意が必要です。

食べさせてはいけないものにも注意が必要です。玉ねぎ・長ねぎ・にんにく・アボガド・じゃがいもの皮と芽・チョコレート・コーヒーなどです。また、食べさせていい物でも与えすぎると肥満に繋がりますので十分に注意をしてあげましょう。

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最後になりましたがいかがでしょうか??モルモットと少しでも長く一緒に暮らす為に必要なものを紹介しました。

長く一緒に暮らすにはやはりモルモットの特徴をよく知り、適切な食生活と環境を用意してあげることこそが長生きに繋がると言えます。是非この情報を参考にして頂ければと思います

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