やはりアクアリウムを始めると水槽の中に色々と混泳させてみたくなります。自分だけの水景を作っていくのも醍醐味ですね。
混泳にベストな熱帯魚を紹介していきたいと思います。
混泳におすすめの熱帯魚の種類
レモンテトラ
原産地はブラジル。熱帯魚の中では珍しい黄色いタイプの熱帯魚。体の高さもあるので、数匹泳がせておくと水槽の中で目立つこと間違いなしです。
水質は弱酸性から中性で、水温は26度前後で、飼育難易度も低く初心者でも簡単に飼育できます。
価格は1匹200円以下でお手軽に飼育を始める事が出来ます。飼育を始めた当初はうっすらと黄色いだけですが、飼い込んでいけばしっかりとした色になってくるので侮れません。
餌はなんでも食べるので、一般的なフレークタイプの餌で十分です。
病気に関してもカラシン科で強健なので、よっぽどのことでない限り病気にかかる事はないと思いますが、白点病にだけは気を付けましょう。
水槽の大きさに関して言えば、大きさが4㎝程にしかならないので20㎝程の小型水槽でも十分終生飼育が出来るでしょう。
特に動きに関しても水槽内をせわしなく動き回る事もないので落ち着いた環境で飼育できます。寿命も3年ほどで熱帯魚の寿命としては平均的な方でしょう。
繁殖は出来ない事はないでしょうが、体の大きさも相まって初心者が手軽に出来るような種類ではないです。
チェリーバルブ
原産地はスリランカ。特徴はなんといっても飼い込むことにより体が真っ赤になる事。お店などで見かける時は名前負けしている個体も多く飼育した事ある人程、チェリーバーブの事を好きになるのではないかと思います。
水質は弱酸性から中性、水温は26度前後で、一匹当たりの価格は100円程ではないでしょうか。
餌はフレーク状の餌を与えましょう。この種は強健種なので、そこまで気を遣う事もありませんが白点病に気を付けるくらいで他の病気は特に気を付けなくても大丈夫でしょう。
水槽は小型でも大丈夫ですが、水草を多めに入れると体の赤さとの対比で非常によく栄えるのでおススメです。
こちらも寿命は3年程でしっかりとした環境で飼育してあげれば寿命をまっとうしてくれるでしょう。
繁殖に関しては比較的簡単で、オスとメスがいる事を確認したら水草をしっかりとしれてそのまま放置しておけば成功します。性別の見分け方は色の出方でわかります。色の濃い方がオスで薄い方が雌です。
エンペラーテトラ
出典：http://www.pv-onlineshop.com/102_561.html
原産地はコロンビア。本種のもっとも魅力的な所はなんといっても色。飼い込めば飼い込む程に体の色が虹色のような綺麗な青色になります。ぜひ飼い込んでほしい本種。
水温は26度前後で飼育できますが多少低めな方が調子は良いかもしれません。水質は弱酸性から中性程度。
飼育難易度は低いですが、混泳する際には若干の気の強さを見せるのでヒレが長い種類を入れている場合は多少の気を遣った方がよいかもしれません。
価格も1匹100円程度でコストパフォーマンス高いでしょう。小型の水槽でも飼育をする事が出来るので、他に特別に用意する必要はないでしょう。
餌もフレークタイプでよいので、しっかり毎日与えましょう。時々赤虫をあげると調子がよさそうです。寿命も3年程なので、どんどん飼い込んで美しくしていきましょう。
基本的に繁殖を意識するような種類ではないので、水槽内に増やしたい場合はお店で新しい個体を飼ってきた方が良いです。
アカヒレ
言わずもがな非常に丈夫で強健な種類です。原産地は中国。かなり小型で値段も安いので、見落としがちですが大人になった個体のヒレを広げている姿はとても見ごたえがあります。
色も全体的に赤身がかってくるので、水槽内に数匹いれておくといつの間にか状態が仕上がっていることが多いです。
水質は弱酸性から中性で水温は26度前後が良い、とされていますが原産地の気候が日本ともにているため意外と冬場の水温でも耐えてくれる事があります。
体が小さいうちはヒーターを入れておいたほうが確実です。価格は1匹100円程、餌用と称して売られている場合がありますがそちらはもっと安く1匹50円程の場合もあります。
体が小さく色が薄い以外は違いはありません。餌もなんでも良いです。フレークタイプの餌を与えましょう。寿命は2～3年程度です。
小型水槽や、強健な種類な事から水をあまりはらないテラリウムやパルダリウムのような環境で飼育されてる方もいるくらいなのでボトルアクアリウムなどにも向いています。
ラスボラエスペイ
定番主のラスボラエスペイですが、体のオレンジ色は水槽に栄える事間違いなし。原産地はタイ。水質は弱酸性から中性、水温は26度前後。
特徴は体の色が蛍光オレンジになる事でしょう。普通のオレンジよりも光ってみえるので、水槽でもひと際目立つ存在になれます。
1匹あたりの価格は120円程度。値段も非常にお手頃です。
本種は水槽内を活発に動かないので、水草水槽に相性が良いです。柔らかい葉のミリオフィラムやマヤカなどをいれてみても面白いのではないでしょうか。
こちらもフレークタイプの餌で飼育できます。体の大きさは3～4㎝ほどです。寿命はこちらも２～３年程度。
お店よく売れているのはラスボラエスペイではなくラスボラヘテロモルファの方ですが、エスペイには別の魅力があります。
本種の方が水草水槽と相性がいいのではないかと思います。
