コオロギの飼い方|繁殖・餌・飼育に必要なものは?

コオロギは爬虫類や肉食魚などの生き餌として使用される事が多く、ペットショップで購入するよりも自宅で繁殖させた方がコストがかからず楽なため繁殖用として飼育している方が多くいます。

これから爬虫類を飼う予定の方や爬虫類や肉食魚を飼いたいと思っている方はまず餌となるコオロギの飼育方法から学んでいきましょう。

 

コオロギについて

秋になると「コロコロコロ」と翅を震わせ音を出し秋の風物詩ともなっているコオロギ。枕草子にも登場するなど、日本人にとってもとても身近な昆虫ですよね。

東南アジアでは食用として食べる地域もあり、世界各地で観賞用・食用・餌用として親しまれています。

 

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生き餌としてのコオロギ

爬虫類などの餌として使われるコオロギは主に「ヨーロッパイエコオロギ」と「フタホシコオロギ」の2種類がいます。どちらも外国産のコオロギです。

爬虫類などの餌として使用する場合、まずはペットショップで購入するのが良いです。

外で取ったコオロギをペットの餌にすることも出来ますが、そのコオロギが農薬などを食べている可能性があるので、ペットの生き餌として使用するのであればペットショップで購入する方が安心出来ます。

 

 

コオロギの飼い方

コオロギを繁殖させるのに必要な道具を揃えていきましょう。上手く繁殖が成功すればペットショップで買うよりも断然にコストカットが出来ます。

 

 

飼育ケース

コオロギを飼育するのに必要なケースは衣装ケースなどの大きくて深い物が好ましいです。また、コオロギはつるつるした面を登ることができないのでプラスチック製の衣装ケースはその点でもコオロギの飼育に向いています。

そして繁殖をさせた時にコオロギが過密にならないよう、底面積が広いものを選んでください。基本的には水入れ以外はカラカラに乾燥させた方が良いので、風通しのいい物をオススメします。

 

 

餌の皿

エサ皿は紙などを折って簡易のエサ箱を用意するか、タッパーなどをカッターやヤスリで傷つけコオロギが登れる細工をした物を使用します。

エサ皿がある方がエサの食いつき具合なども把握しやすくなる他、掃除なども楽になりますのでエサ皿を用意したほうが良いでしょう。

 

 

水入れ

コオロギは乾きに弱い昆虫です。水を切らしてしまうと数日で全滅してしまう事があります。

しかし器に水を入れて置いてしまうと溺れて死んでしまったりしまうのでオススメは出来ません。そのためコオロギを繁殖している多くの方が実践しているのは、手作りの給水器です。

 

作り方は簡単です。

  1. 小さなタッパーのフタにカッターで小さな穴を開けます。
  2. タッパーの側面にカッターで傷を付けてコオロギが登れるようにします。
  3. 適当な長さに切ったガーゼをタッパーのフタに開けた穴に通します。
  4. タッパーの中に水を入れてフタを閉じれば完成です。

この時、穴を開けたところからガーゼを出してコオロギが水を吸えるようにしてください。また、ガーゼではなく熱帯魚用のフィルターなどでも良いです。

 

 

隠れ家

繁殖などで大量のコオロギを飼育する場合には必須になります。隠れ家があることで表面積が増える他、オスのコオロギには縄張り意識があり共食いなどを避けるためでもあります。

新聞紙などを丸めたものだったり、それを広げたものなどを入れてあげるだけでも良いです。

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餌の与え方

コオロギは雑食のため人間が食べるものなら基本的になんでも食べますが、野菜や煮干しや人工餌などが主に使われるエサです。

ペットショップで売られているコオロギ用のエサや魚用のエサなどもあります。また、野菜などを与える場合は腐りやすいので注意し、一度に大量に与えるのではなく少しずつ与えるのが良いです。

 

 

コオロギの飼育上の注意

爬虫類のエサとして飼育をするのであれば、コオロギに栄養をたくさん与えましょう。コオロギのお腹に溜まった栄養素がそのまま爬虫類などの栄養素となりますので、コオロギには野菜やニワトリのエサなどを与えるのをオススメします。

また、コオロギが入っているケースを掃除する時などは必ずマスクを着用しましょう。脱皮した皮やフンなどから出るカビやダニを吸い込む事で人間に害を与えてしまいます。掃除などについてはあまり子供にはさせない方が無難です。

 

 

コオロギの繁殖方法

コオロギは土に産卵管を挿し込み地中に産卵します。ケースに土を入れると湿度が上がったりダニが発生してしまうので基本的には人工産卵床を作ってケースの中に置いておきます。

 

 

産卵床の作り方

  1. タッパーにトイレットペーパーを敷き詰めます。
  2. 一枚のトイレットペーパーと細かく千切ったトイレットペーパーを交互に入れて厚みを出します。
  3. 敷いていく過程で霧吹きをしてトイレットペーパーを湿らせます。

 

卵や生まれたての幼虫は水に弱く、幼虫の場合は水滴に捕まるだけで死んでしまうのでトイレットペーパーを湿らす量に注意してください。

あくまでも湿っている程度で十分です。産卵用に、卵を持ったメスだけが住む専用ケースを用意すると良いです。

 

そのケースに人工の産卵床を設置して卵を産ませます。コオロギが産卵床に登れるように給水器のようにタッパーには傷をつけてください。

また、産んだ卵を食べてしまうため産卵が終わったのを確認したらメスは引き離すようにしてください。そして産卵床が乾燥しないように湿度を見ながら霧吹きで水を吹きかけるなどしてください。

 

 

孵化の方法

取り出した産卵床はフタなどで閉じて密閉します。酸素はタッパー内にある分で十分です。フタをするのは湿度を守るためでもあり、卵にとって乾燥は死に直結します。

そしてそのまま約2週間ほどで孵化します。孵化にかかる時間などは湿度や温度により変わってきますが、大体2~3週間が目安になります。

そして孵化が近くなってきたら密閉していたフタを外して、タッパーごと他のケースに移します。なるべく大き目のケースが良いでしょう。また、孵化に適切な温度は28度です。温度と湿度を管理して孵化させてください。

 

 

コオロギの幼虫の育て方

卵から孵化したら幼虫を育てます。生まれたてのコオロギの幼虫は水滴に触れるだけで溺れて死んでしまう事があるので注意をしてください。

孵化したコオロギが入っているケースに必要なのは、エサと水のみです。水の与え方は、ティッシュまたはトイレットペーパーに水を染み込ませたものを置くだけです。

手作りの給水器は必要ありません。ティッシュが乾かないようにスポイトなどでティッシュに水を足してください。エサは細かく刻んだものをケースの中にばらまくだけで良いです。

 

 

まとめ

爬虫類を育てるにあたり、エサとなるコオロギも一緒に育てていく事になりますのでとても大変になるかと思います。

コオロギの鳴き声や臭いなどの問題も発生するので、その辺の対策もしつつ繁殖を頑張ってみてくださいね。ペットの爬虫類に栄養素たっぷりの美味しいコオロギを食べさせてあげましょう。

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