ヤマトタマムシの飼育方法|種類・販売価格は?

虹色に輝くヤマトタマムシは多くの子どもたちにとって憧れの昆虫でした。昆虫採集に出掛けてもクワガタやカブトムシ同様になかなか見つけることが出来ずに悔しい思いをした方は多いはずです。

しかし最近のショップではそんな大人たちのためにヤマトタマムシをはじめ、テントウムシやハナムグリなど身近な昆虫までも販売してくれるようになりました。ヤマトタマムシの飼い方や入手方法などを余すところなくご紹介したいと思います。

 

ヤマトタマムシの特徴とは?

出典:Wikipedia

メタリックグリーンを基調として赤色の縦ラインが入った大変美しい甲虫です。ヤマトタマムシは気温の高い日中に活動するため直射日光による体温上昇を防ぐことや鳥を寄せ付けないために綺麗な光沢をまとっています。

成虫期間は6~9月頃に活動して気温が低くなると樹皮の傷口に産卵します。数週間後には孵化を済ませて2~3年の幼虫期間を経て成虫となります。

幼虫の餌はクワガタと同じく木屑を食べて大きくなるので、農家にとっては木の食害にあう害虫として知られているようです。成虫寿命は約1ヶ月と非常に短いです。

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玉虫厨子

法隆寺にある玉虫厨子はヤマトタマムシの羽を装飾として使用している宝物です。日本の宝となるほど美しい色をもつヤマトタマムシは今も昔も変わらず憧れの存在だったのではないでしょうか。

 

入手方法と販売価格

出典:僕とタマムシの夏 

ヤマトタマムシをお迎えするには「自然採集」と「購入」の2つ方法があります。購入するには昆虫専門店や通販サイト、オークションを利用します。

価格は500~2000円程度と安くはありませんが、自然採集するよりは簡単に手に入れることができます。続いて自然採集に関しては、日中にサクラやエノキなどの広葉樹の葉を注意深く見ていると発見できるでしょう。

ただし警戒心の強い本種は人が近づくと飛んでしまうので、活動時間外の夜間に木の幹を探してみると捕獲しやすいかもしれません。ヤマトタマムシは見つけようと努力してもなかなか発見出来ないことが多いので、お金のある大人たちはショップで購入するのがベストです。

 

 

タマムシの種類

タマムシは虹色に輝くヤマトタマムシ以外にも数百種類にも及ぶタマムシが日本各地に生息しています。ここでは代表的なタマムシをご紹介いたします。

 

ウバタマムシ

出典:コトバンク

形状はヤマトタマムシと似ているのですが、全身灰色をしていて羽に隆起の入ったタマムシです。松の木で観察されることが多く希少性の高い甲虫です。

 

アオマダラタマムシ

こちらはヤマトタマムシほどではありませんがメタリックグリーンの光沢が美しい小柄なタマムシです。白色の斑点模様が特徴的でサクラの枯れ木で観察することができます。

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オオムツボシタマムシ

出典:そよ風のなかで

非常に小柄な本種は黒色の金属光沢に覆われていて黄色の点々がポイントです。

脚の先端や腹部はメタリックブルーをしていて非常に美しい色合いをしています。主に広葉樹の倒木に生息しているのですが、珍しい種類のため見つけるには一苦労です。

 

 

タマムシの飼育方法

出典:土と水を考える

日中は活発に動くのでエノキなどの広葉樹の葉付きの枝を数本瓶にさして、高さのある水槽やプラケースに入れます。基本的に葉のみ摂取するので特別に水入れや果物などを入れる必要がないため、衛生的に飼育することが可能です。

入れた葉を食べ終えたり枯れてきたら瓶ごとケージから取り出して新しいものと交換してください。複数匹で飼育していると交尾を済ませたメスが産卵しますので、クワガタ用の産卵木や古木に切れ目やくぼみを入れてケージに設置します。

3週間ほどしたら幼虫が木の中にいると思いますので、孵化までそっとしてあげましょう。クワガタ用の産卵木の場合は小さすぎることもありますので、なるべく大きな木を用意してあげることが大切です。

 

飼育上で気を付けること

自然下で採集したヤマトタマムシはケージに入れると餌を食べないことが多く、栄養不足で数日の間に死んでしまいます。

餌付けするには四方をエノキやケヤキの葉で覆い、摂食しなければ脱出できないような空間にヤマトタマムシを入れることでその後も葉を食べるようになるようです。

 

本種は非常に臆病な性格なので頻繁に触ったり霧吹きをしているとストレスで短い命が更に短くなってしまいますので注意してください。湿度はあまり高くならないように風通しの良いケージを選んでください。

50~60%ほどに維持していれば問題ないように思います。基本的に昆虫類はアロマオイルや精油に弱く、最悪の場合死に至ります。お部屋で飼育される際はアロマを焚いたり殺虫剤を撒くような行為は厳禁です。

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まとめ

いかがでしょうか。現在ほど都市化が進んでいなかった一昔前は昆虫を購入するという文化がなかったため、なかなかタマムシを入手することは出来ませんでしたが、緑が減ってしまった現代の都市部では昆虫の需要が高まりお店で販売されるようになりました。

この際に憧れのタマムシを購入してお迎えしてみてはいかがでしょうか。

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