アロワナの人気種類|特徴、値段、水質は?

アクアリウムショップで大きいアロワナが泳いでいる姿を誰しもが一度くらいは見た事があると思いますが、アロワナには実は様々な種類がいます。

 

アロワナの人気の種類

 

大定番!シルバーアロワナ

アロワナと言えばシルバーアロワナを連想される方も多いのではないでしょうか。アロワナの中でも最も大きな種類で、1mを超えるような個体もいます。

しかしながら体が柔らかく、水槽の中を器用にターンしてる姿も見られます。

 

シルバーアロワナの水温と水質

原産地はペルーやアマゾン。幼魚のうちは30度を超えるような水温で大きくなってくると水温を下げて普通の熱帯魚と同じ26度前後で育成すると長生きしてくれそうです。

水質に対して敏感な種類ではないのですが、餌を大量に食べる事による水の痛みで急激にPHが下がってしまう事がよくあります。PHの下がりには注意しましょう。

 

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シルバーアロワナの特徴

シルバーアロワナの特徴といえば、鱗のピンクと細長い体形です。幼魚のうちは特徴がわかりにくいかもしれませんが、大きくなってくると特徴がよく出てきます。

うっすらと見える程度の鱗のピンクなのですが、一枚一枚の鱗のサイズが大きいため全体的にとらえると綺麗に見えます。体型はアジアアロワナなどに比べると細長く、ヒレも体の半分ほどまでついています。

 

 

シルバーアロワナの値段

シルバーアロワナはアロワナの中でも比較的手に入りやすい為か、安い所は2000円程で販売されています。

しかし、前述の通り生体よりも飼育設備のコストがかかってしまうので、安いからと安易に買わないようにしましょう。

 

 

オーストラリアのアロワナ!ノーザンバラムンディ

出典:中野愛魚園

シルバーアロワナと似たような見た目ですが、口の向きが違ったり色味や体型が少し違ってきます。アロワナの中でもこちらの方がアロワナらしくて好きだ、という方も少なくないのでは。

 

 

ノーザンバラムンディの水温と水質

水温は28~30度前後、やはりこちらも水温が高めで飼育する方が調子よさそうです。

水質は弱酸性から中性です。よく食べてよく汚すので、PHの急激な変化には気を付けましょう。

 

 

ノーザンバラムンディの特徴

まず一番初めに見て気が付く点はヒレの形でしょう。シルバーアロワナのヒレは体の真ん中からグイっと伸びてるヒレなのに対し、ノーザンバラムンディは上下に力強く短いヒレが栄えています。

そして、口の位置も違います。シルバーアロワナは水面の獲物を獲る為に上向きに口がついているのですが、ノーザンバラムンディは水中の獲物を獲る為、口が上向きではありません。

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色味もシルバーアロワナがうっすらとピンクなのに対し、白が強いです。なによりも一番の違いは性格です。こちらはかなり気が荒いので、アロワナ同士の混泳でも無理なようです。単独飼育で堂々と飼育をした方が事故も少なそうです。

 

 

ノーザンバラムンディの値段

ノーザンバラムンディも値段は安く5000円程から販売しています。

こちらも飼育設備にお金がかかってしまうので、その点を考慮しておきましょう。

 

 

シルバーアロワナの次はこちら!ブラックアロワナ

出典:アクアアートリーフ

シルバーアロワナに比べると少しだけ手がかかりますが、成魚の姿は圧巻です。特に幼魚の頃は違いも楽しめると思います。

 

 

ブラックアロワナの水温と水質

水温は30度から33度。こちらも温度を高めに飼育しましょう。成魚になると普通の熱帯魚と同じで26度前後まで落としても良いです。

水質は、弱酸性から中性です。急激な変化を嫌うので幼魚の頃はシビアに管理してあげるとよさそうです。

 

 

ブラックアロワナの特徴

幼魚の頃はその名前の通りの黒さなのですが、成魚になってくると色が褪せてきます。

しかしながら、シルバーアロワナと違い、見る角度によっては青みがかったように見えるのが特徴です。性格もシルバーアロワナと比べると少し大人しいそうです。

 

 

ブラックアロワナの値段

シルバーアロワナと比べると若干値段があがって1万円程になります。

 

 

やっぱりアロワナといえばアジアアロワナ

出典:熱帯魚カタログ

アロワナの中で最も美しいといっても過言ではないでしょう。その色味は赤色から青色、金色までさまざまです。

 

 

アジアアロワナの水温と水質

水温は高めに30度から33度前後。水質は弱酸性から中性。こちらも管理を怠らないようにしましょう。

 

 

アジアアロワナの特徴

その他のアロワナと違い色がはっきりと明瞭で、体型もどっしりとしています。ここが人気のポイントでしょう。この色は一度見てみると吸い込まれるほどの美しさでしょう。

他にも体が非常に硬いという特徴もあります。シルバーアロワナよりも体は短くなりますが、体の硬さから水槽の奥行きが必要になります。

最低でも奥行きは60㎝は確保しておいた方がよいでしょう。しかしながら、幼魚の頃からいきなり大きな水槽に入れてしまうと、餌が見つけれずに死んでしまう事もあるため、体の大きさに合わせて水槽のサイズを変えていきましょう。

 

 

アジアアロワナの値段

もっとも値段がピンキリの種類です。グレードなどによって変わりますが、10万から20万で普通のグレード。100万を超えてくると非常に良い高いグレードであると言えます。

やはり、値段によって色味や体型が全く変わってきます。大きな買い物になるので、大切に飼ってあげたいですね。

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