イグアナには様々な種類が存在します。非常に知能が高く犬や猫と変わらないのではないかと思われるほどペットとしてのポテンシャルの高い生き物です。イグアナの人気種類ランキングをご紹介したいと思います。
イグアナの人気の種類ランキング
9位:ナイトアノール
出典:Wikipedia
ワニのような顔つきと鮮やかなグリーンに彩られた体表が人気のイグアナです。キューバ原産種で飼育環境により体の色合いが変わる不思議な習性に見ていて飽きないでしょう。
昼間に活動する種類で樹上性のため飼育下では高さのある飼育ケースを使用します。あまり眩しい環境を好まないので登り木に陰をつくるような工夫が必要です。
ただ現在は無許可で飼育や繁殖をさせることはできませんので一般の方が飼育に挑戦することは難しいでしょう。
8位:サバクイグアナ
出典:爬虫類倶楽部
丸っこい顔が可愛らしい全長40cm前後のアメリカ原産の人気種です。地表性かつ乾燥系のトカゲなのでシンプルなレイアウトで飼育することができます。食性は雑食性ですが幼体時には動物食、成体には植物食の餌を多めに与えるようにします。
爬虫類の多くは人工飼料に餌付きづらい傾向にありますが、本種は問題なく食べてくれるでしょう。昼行性なので紫外線ライトやバスキングランプは必須で25℃以下にならないように注意してください。それほど気性が荒い訳ではないのでハンドリングも可能です。
7位:ハガクレカメレオンイグアナ
出典:(有)櫻井トレーディング
色彩豊かな体表をしており鑑賞性が高いことから人気のイグアナです。温厚な性格をしておりハンドリングも可能なので密なコミュニケーションを取りたい方にお薦めです。
動きはまるでカメレオンのようなので見どころ満載です。ただイギリスではモンキーリザードと呼ばれることからサルのような動きとも言える変わったイグアナです。
6位:コーンヘッドイグアナ
熱帯雨林に生息している種類なので飼育下では基本的に高温多湿環境で管理する必要があります。樹上性で高さのある飼育ケースを購入する必要がありますが地上で活動することも多いのでそれなりに広いスペースを用意してあげましょう。
食性は肉食性でコオロギやデュビアなどオーソドックスな生餌を与えます。販売されている個体はやや痩せ気味なことが多いようなのでお迎えした後は落ち着いた環境下でしっかりと餌を与えてください。
幼体時は毎日食べるだけ餌を与えて成体になってから2~3日に一度の給餌に切り替えます。
5位:ツギオトゲオイグアナ
出典:Wikipedia
メキシコなどに生息する地表性の人気のイグアナです。乾燥地帯から高温多湿な環境にまであらゆる場所に生息している種類なので飼育は簡単です。
幼体のときは木登りに執着する傾向にあるので小さな頃は流木や登り木などをレイアウトしておくと良いのではないでしょうか。青っぽい色や緑色、灰色など色彩豊かな種類なので多くの個体を見比べてみてください。
4位:レッドイグアナ
グリーンイグアナと比べてやや赤みを帯びた人気の種類です。本種も飼育は簡単でお部屋で放し飼いにすることもできます。成長に伴って赤みが増してきて見事なまでに全身オレンジから赤色に色揚がりする個体もいます。
やや価格は高めでグリーンイグアナよりも3~4倍ほどの高値で取引されることが多いでしょう。
3位:ブルーイグアナ
驚くほどの鮮やかな青色に包まれた美しいイグアナです。幼体時は非常に明るい水色のような色合いをしており、成長に伴って深い青色へと変色していきます。
グリーンイグアナやレッドイグアナは流通量が安定しておりお手頃価格でお迎えすることができますが、ブルーイグアナに限っては流通量が不安定で価格も安定していません。
なかなか入荷されることのない人気の希少種類なのでお迎えしたい方は是非爬虫類即売会やイベントへ足を運んでみてください。
2位:トゲチャクワラ
出典:Canon EOS 7D2
メキシコ原産の全長60cm前後の人気のイグアナです。乾燥地帯の岩陰などに生息する地表性のトカゲと言われていますが、木登りをする姿も確認されていることから飼育下でもやや高さのある飼育ケースに流木をレイアウトしておくと木登りをする姿を観察できてお薦めです。
食性は植物食でフルーツを好んで摂食します。他のトカゲよりもやや高温で管理する種類なのでホットスポットを35℃前後、それ以外を30℃前後に設定します。
近年はCB個体が多く流通するようになり価格も安定してきたのでお迎えしやすいイグアナの一つと言えます。
1位:グリーンイグアナ
最もポピュラーな人気なイグアナの種類で多くのペットショップで販売されています。
2メートル近くまで大型化する上に樹上性のため高さのある飼育環境を用意しなければならないことから嫌煙される方もいるようですが、お部屋で放し飼いにする場合は猫の登木のようなものを設置しておくだけで問題ありません。
特に成体は気に登らないとストレスを溜め込むということでもないようなのでそれほど飼育環境に気を使わなくても大丈夫でしょう。ただ低温と乾燥には弱いので温度管理をきっちり行い、1日1回程度身体に霧吹きをしてあげましょう。
食性は植物食でスーパーで販売されている新鮮な野菜を与えます。