カノコスズメの飼い方|販売価格、寿命は?

顔周りのシャープな黒いラインが美しいカノコスズメ。どこかペンギンに似ている外見から愛玩動物として多くの人々から愛されています。

そんな可愛いカノコスズメですがペットとしてはメジャーとは言えず不明な点が多くあります。カノコスズメをお迎えする前に知っておくべきことをまとめてご紹介したいと思います。

 

カノコスズメの特徴とは?

オーストラリアに生息する体長10cm前後のスズメの仲間です。白を基調に2本の黒いラインが入った本種はフクロウに似ている事からもフクロウスズメと呼ばれることも多いようです。

生息地では種子や穀物、昆虫類などを食べています。小柄な鳥全般に言えることですが、臆病な性格で人馴れしていない成鳥をお迎えしてもベタ馴れ個体に育てることは難しい種類です。

繁殖難易度はそれほど高くはないので雛鳥からじっくりと手乗りへ育てていくといいでしょう。カノコスズメはオーストラリアなど暖かい地域に生息しているので寒さに弱いため、日本では冬季の保温は欠かせません。

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販売価格

ペアで販売されていることが多く約2~3万円で取引されています。単体では約1万円です。一般的なペットショップで取り扱うことは少なく、オウムやインコなど鳥を専門に扱うショップで販売しています。

ちなみに平成25年9月より鳥類販売に際して購入者に現物確認と対面販売することが義務付けられたため通販を利用することができなくなりました。ショップで説明を受けた後に郵送してもらうことは可能なようです。

 

寿命

カノコスズメの寿命は約5年と言われています。環境の整った飼育下ではもう少し長く生きてくれるかもしれません。本種は栄養バランスを考えた食生活はもちろん、温度管理をしっかり行うことが長期飼育につながります。

 

 

カノコスズメの飼い方

出典:上野動物園[公式](@UenoZooGardens)さん

飼育環境

小鳥飼育に使用される鳥カゴを使用します。鳥カゴはどのようなものでも問題ありませんが、竹かごを使うとカノコスズメのクチバシにも優しく日本の家屋にマッチしたデザインとなっているのでオススメです。

本種は臆病な性格なので隠れて休める場所や止まり木、餌入れ、水入れなどを設置します。床は排泄物の処理がしやすいようにキッチンペーパーや新聞紙を敷いておくといいでしょう。

 

カノコスズメは暑すぎたり寒すぎたりすると体調を崩してしまうので冬季は鳥飼育に使用する保温電球で温めて、夏季はエアコンなどで常に25℃前後を保つように心がけてください。

締め切っていると空気が淀んでしまうので定期的にお部屋の窓を開けて部屋全体を換気してあげることも大切です。夜はテレビや部屋の照明が気になり寝付けない個体が多いので鳥カゴに布を掛けて静かな環境を作ってあげてください。

 

餌の与え方

餌は小鳥用の専用フードを与えます。餌の量はパッケージに記載されている通りに与えます。たまに少量のボレー粉を与えることでミネラルやヨウ素、カルシウム等の不足しがちな栄養素を摂取させてあげましょう。

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毎日のお世話の仕方

出典:株式会社ペットサン

鳥は水浴びと日光浴をすることで身体を清潔に保ち、体調を整えているのでできるだけ毎日日光浴をさせてあげてください。ただし夏季の直射日光は熱中症や日射病にかかる危険性があるため、日差しの弱い朝やカーテン越しに日光浴をさせてあげます。

一度の排泄量は少ないですが3日に一度は床材を取り替えて、2~3週間に一度は鳥カゴを熱湯消毒してから日干しにして殺菌すると衛生的に飼育できます。

 

洗剤など薬剤を使用して掃除するとカノコスズメが調子を崩す可能性があるので、熱湯消毒がオススメです。お部屋で放鳥する前はしっかりと戸締まりを確認してから行いましょう。

鳥の怪我は隙間に脚を取られたり窓にぶつかってしまったりと放鳥時に起こる事故がほとんどなので、安全なお部屋で遊ばせましょう。

 

給水器には水道水を入れて毎日新鮮な水に取り替えましょう。

雛鳥から手乗りに育てたカノコスズメは積極的に触れ合っても問題ありませんが、成鳥段階でお迎えした個体で馴れていない場合は無理やり触るとストレス過多で弱りますので様子を見ながら触りましょう。

 

初期費用と維持費用

竹かごを利用しても一式揃えて1万円前後でしょう。餌もそれほど多くは食べないので月々500~1000円程度です。冬季と夏季は温度調節に電気代が必要です。

 

飼育する上で気を付けること

放鳥したときに窓の存在に気づかずに激突してしまう個体がいますので、頭部に水が溜まったり様子がおかしい場合は動物病院で受診しましょう。

トイレは覚えられませんので排泄物は気づいた時に拭き取ってください。そのままにしておくと固まって取りづらくなります。

 

複数飼育

カノコスズメは温厚な性格で複数飼育は問題なく行えます。複数飼育する場合は大きめのケージを用意してください。稀にオス同士で喧嘩が起こることがあるので、複数飼育する際はメスを多めにいれるといいでしょう。

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まとめ

珍しいペットではありますが雛鳥から飼育することでしっかりと人馴れする個体に育てることができますし、繁殖も狙えるおすすめのペットです。

温度管理に気をつけなければいけませんが、それ以外は非常に買いやすいので初心者の方にも安心してお迎えできるでしょう。

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