ペンシルフィッシュの飼育方法|混泳、寿命、種類は?

細身の体に一本の綺麗なラインが入ったペンシルフィッシュ。飼育の方法も簡単で、見た目も可愛いので人気の品種です。

 

ペンシルフィッシュの特徴

出典:さかなおやじのひとりごと

ペンシルフィッシュの見た目の特徴は細身の体形に黒のラインが入っている所です。泳ぎ方にも特徴があり、やや斜め上を見て泳ぎます。とてもかわいらしいですね。

その泳ぎ方から、名前の由来がきています。群れを作って泳ぐ習性が強く、数匹で泳がせておくと全員同じ向きを向いて群れる姿を見る事が出来ます。

丈夫な種類ですので、初心者でも十分に終生飼育が可能です。

 

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種類

カラシン科の仲間である、ペンシルフィッシュにはさまざまな種類がいます。

基本的な特徴は同じで、斜め上を向いておよぎ、黒のラインが入りますが、色やラインの入り方が変わる種類が多いです。

 

ワンラインペンシルフィッシュと呼ばれる、体に一本の線が入ったペンシルフィッシュ、ナノストムスベックフォルディペンシルフィッシュは熱帯魚屋でよく見られる、赤みのある個体、マジナタスペンシルフィッシュは、体の線が増え、赤のブロッチが素敵です。

そして、ペンシルフィッシュの中でもひと際美しい、アークレッドペンシルフィッシュです。本種は、特にペンシルフィッシュの中でも人気が高く、一目見たときの美しさが段違いです。

 

 

大きさ

ペンシルフィッシュは小型の熱帯魚であり、どの種類も大きさは5㎝程です。このくらいの大きさが初心者でも十分に飼育できる大きさなのかもしれません。

体高もなく、細長いタイプの熱帯魚なので思っているよりも大きくはなりません。

 

 

寿命

出典:Amazon

寿命は2~3年程度なようです。あんまり長くはないようです。

 

 

販売価格

ペンシルフィッシュ種類によって値段が変わります。特に人気のアークレッドペンシルフィッシュに関しては最低でも1匹2000円はします。

アクアリウムショップにも定番種として普段から扱いのある、ベックフォルディペンシルフィッシュは、1匹400円程から手に入れる事が出来るでしょう。

ワンラインペンシルフィッシュは1匹500円程から、スリーラインペンシルフィッシュも500円ほどからになります。

 

 

ペンシルフィッシュの飼育方法

出典:ネオス 楽天市場店

水質

原産地はアマゾン川。ペンシルフィッシュの適正の水温は26度前後で、水質は弱酸性から中性です。

ペンシルフィッシュは水質にも水温にもうるさいタイプではないので、急激な変化でなければ幅広く対応してくれるでしょう。

 

 

 

水槽

体の大きさから創造出来る通りに、水槽の大きさはあまり大きくなくても飼育する事は十分に可能です。

出来れば45㎝は確保したい所ですが、数を考えて飼育すれば30㎝の水槽でも十分に飼育する事は可能でしょう。

 

水草を入れる事が多い種類になると思いますが、色々な水草を入れる事が考えられますが、細目の柔らかい葉のタイプが水景に合うと思います。

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細かい葉の隙間から、見えるペンシルフィッシュの姿はとても愛らしいです。

 

 

餌の与え方

見ての通りの口の大きさになるので、フレーク状の餌はもしくは小さい粒で柔らかい餌が向いているようです。

細い口でつついて、餌を食べる姿は実に愛嬌があります。機敏に泳がないので、他の混泳してる熱帯魚に餌をとられてします事もしばしばあるようです。

時間をずらしてゆっくりと餌をあげるとしっかり食べてくれます。

 

 

 

なりやすい病気

特に気を付けるような病気はありませんが、尾腐れ病や白点病には注意が必要です。

導入初期には必ず様子を見てあげましょう。

 

 

混泳

性格は穏やかなので、混泳には向いた種類です。

ノーマルのペンシルフィッシュだと、非常に地味なため、他の派手な熱帯魚、ラスボラのハナビやブルーネオンなどと泳がせると水槽の中に彩りが出てよいかもしれません。

 

色味の強いアークレッドペンシルフィッシュだと、本種のみで飼育するのも十分に楽しいですが、レインボーフィッシュや、定番主のネオンテトラなどを泳がせてアークレッドペンシルフィッシュを引き立てる役割で泳がせてみると水槽内にメリハリがついて良いですね。

また、体形が違うバルーンモーリーや、ゴールデンハニードワーフグラミィ等と泳がせても水槽の中で体型に違いを楽しめて良いのではないでしょうか。

 

 

繁殖

本種は繁殖が可能な種類ですが、初心者向きではないので難易度は高まるようです。性別の判断が難しい所ですが、他の熱帯魚同様に色が濃い方がオスで色が薄い方がメスです。

水草の入っている落ち着いた環境を用意してあげると、産卵が上手くいく場合があるようですが、水草の葉が大きい物の方がよいです。

 

他の熱帯魚に食べられないように、ペンシルフィッシュだけで飼育をしなければなりません。

産卵が終われば小さな稚魚がいずれふ化して出てくるので、時間をある程度置いてから、稚魚でも食べる事が出来るブラインシュリンプなどの餌を与えましょう。

 

 

 

水草

水草との相性は特によく、泳がせてる方は多そうです。ナノストムス科のみですが、ヒモ状のコケを食べてくれます。

しかし、ナノストムス科は斜めに泳いでくれないので、楽しみ方が少し変わってしまうのが残念なところ。

種類によっては色合いも楽しめますし、ペンシルフィッシュだけの特徴的な泳ぎ方を気にいる方も多いのではないでしょうか。

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