ニホンカナヘビの飼育方法|販売価格・寿命・餌は?

ニホンカナヘビの寿命、販売価格、飼育方法について紹介します。

出典:鴎舞時 / OhmyTime

 

ニホンカナヘビとは?

出典:はなママフォト日記

日本固有種の爬虫類の一種で生息数が多く、都心部においても頻繁に見られるトカゲです。全長は約20cmと小柄で細長く茶色とクリーム色の縦に伸びた縞模様が特徴的ですが腹部は全てクリーム色となっています。

生命力が高く北海道のような気温の低い地域から屋久島のような暖かい環境まで幅広く適応することができ、比較的標高の高い山地などでも採集することが可能です。

小柄な爬虫類はニホンヤモリが夜行性であることからか夜間に行動するイメージが強いですが、ニホンカナヘビは昼行性で涼しい朝方や夕方に獲物を探しに姿を見せます。

 

基本的には地表性と言われていますが、獲物の休む都合上数メートルほど樹上に登ることもあり、行動範囲は広めです。他のトカゲ同様に尻尾の自切行為を行うので採集する時は細心の注意が必要となります。

採集は基本虫あみを使用して行われますが、複数人で採集出来る場合は素手でも捕らえることができます。

 

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販売価格

出典:軽井沢野鳥の森ブログ

一般的な総合ペットショップでは販売されることが少ないように思われますが、一部の爬虫類専門店や熱帯魚取扱店などで数百円程度と安価に販売されることがあるようです。

ニホンカナヘビは小柄な爬虫類でどこにでも生息していますが、購入する際は対面販売が義務付けられているため、インターネットオークション等の通販は利用することができません。

 

ただし、一度店舗で店員から説明を受けた後に郵送してもらうことは可能です。ニホンカナヘビは冬を除いて茂みや岩陰で見つけることができるので、購入するよりも採集したほうが健康的な個体を入手することができるでしょう。

一方で累代飼育により作出された個体は人慣れしている場合が多く、飼育のし易さから言えば販売個体の方が容易と言えるでしょう。

 

 

寿命

カナヘビの寿命は6~8年程度と言われていますが、飼育下個体だと10年近く生存する場合もあるでしょう。

ニホンカナヘビは臆病な個体なので採集した後にストレスでダメージを受けることが多いので如何に早く人慣れさせるかが重要なポイントとなるでしょう。

 

 

ニホンカナヘビの飼育方法

出典:YMNetwork’s ROOM

ニホンカナヘビは行動範囲が広くなるべく立体的なレイアウトかつ広めの飼育ケースで管理したほうが長生きする傾向にあります。

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水槽

大きさはおおよそ90cm規格以上の水槽サイズであれば問題なく終生飼育ができるでしょう。

ただしガラス水槽は重量があるため取り扱いづらくアクリル水槽の場合だと軽い一方で傷がつきやすく高価なことから、ニホンカナヘビの飼育には大きめのプラケースがオススメです。

基本的に日本の環境なら適応できますので紫外線ライトのみで問題はないようですが、念のためにバスキングライトも設置しておくと安心です。

 

底床は腐葉土やミズゴケなど潜りやすいようなものを5~10cm程度厚く敷き詰めます。

基本的に乾燥しすぎるのは良くないので手で握ってパラパラと崩れていく程度に軽く底床を湿らせてマジックリーフなど寄生虫の心配のない落ち葉を敷き詰めると乾燥防止に効果的です。

 

本種は非常に臆病で特に採集して間もない個体は人影に怯えてストレスを溜め込んでしまうため必ずシェルターを用意してください。また流木や登木など立体的な活動ができるようにレイアウトを工夫することは大切です。

ただ背の高い流木などを設置してしまうと蓋をしていない場合は脱走してしまう可能性があるので注意しましょう。水入れは一般的な爬虫類飼育に利用されるものを使用してください。

 

特に飲水をエアレーションやポンプなどで動かす必要はありませんので、カルキが抜けた水を入れておきます。

冬季は必ずヒーターが必要ではありませんが、鑑賞目的の場合は冬眠してしまうと観察できないため、パネルヒーターなどで20℃を切らないように保温する必要があります。

 

給餌に関しては餌入れに入れておくとコオロギやデュビアなどは物陰に隠れてしまうので基本的に必要ありませんが、ピンセットで直接与えると人慣れするきっかけとなり結果的に人へのストレスが軽減されて長生きしますので、慣れてきたらピンセットで給餌に挑戦してみてください。

飼育ケースの設置場所は必ず直射日光の当たらない風通しの良い涼しい場所に置くようにして温度調節は器具を使って行うようにしましょう。

 

 

餌の与え方

出典:佐久便り

ニホンカナヘビは基本的に肉食性でクモやアリ、バッタなどの昆虫類を中心に捕食しています。

飼育下だとゴキブリやコオロギ、ミルワームなどを与えることになりますが、特にミルワームは栄養価が低いことからメインの食材として与えることは避けたほうが良いかもしれません。

 

仮に強めの紫外線ライトを照射していたとしても太陽光には敵いませんので、基本的にはカルシウム剤などのサプリメントをダスティングして給餌するようにしてください。

また、都心部の空き地や公園は殺虫剤や消毒剤が散布されていることが多く、そこで採集したバッタ等の生き物は化学物質の影響を強く受けている可能性が高いため餌としては優れていません。

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