ヨツユビアホロテトカゲの飼い方|販売価格は超高額?

手の生えたミミズのようなインパクトのある容姿のアホロテトカゲ。フタアシミミズトカゲの一種で爬虫類とは思えない姿に虜になる人も多くいるようです。可愛いアホロテトカゲの飼育方法や餌などをご紹介しようと思います。

 

ヨツユビアアホロテトカゲの特徴とは?

出典:名東ペポニスタッフブログ。

ミミズトカゲの仲間なのですが完全な足が生えている種類は大変珍しく妖精として現地では認識されていたりもします。とても珍しい生物のため写真や映像などの資料もあまり多くはありません。

爬虫類ファンの間では希少価値が高いことから憧れのペットとして位置づけられているほど入手するのが困難なようです。大きさは約12~26cmと小柄です。

テレビや図鑑では肌色をしていますが、実際は紫色に近い色合いをしているそうです。

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生息地

主にメキシコの砂地に生息しており、地中に潜って生活をしているため目と耳が退化しています。地上に出ることは少なく原産地で見つけることは至難の業でしょう。

 

寿命

出典:名東ペポニスタッフブログ。

流通量が少ないので飼育下における寿命はよく分かっていません。生物の寿命は行動の回数で決まっていると言われているので動きの素早い本種は寿命が長くないのかもしれません。

希少性は高いのですが飼育難易度はそれほど高くはなく、本来の寿命まで飼育することができるのではないでしょうか。

 

販売価格

気になるお値段はお店やその時期の流通量によって大きく異なりますが数十万~数百万円は覚悟しましょう。また非常に知名度が高く、幻のペットですので販売されても瞬時に売り切れます。

お迎えをお考えの方は販売しているその瞬間しかチャンスがありませんので飼うかどうかを予め決めておきましょう。最近はお店のホームページ上で入荷の告知をして、購入する際は連絡をしなければいけないことが多いようです。

 

アホロテトカゲの魅力

出典:名東ペポニスタッフブログ。

テレビや動画投稿サイトなどで目にすることはあっても、実際に見ることが困難で半ば飼育を諦められていたほど希少性の高いペットです。もしアホロテトカゲをお迎えできれば爬虫類愛好家たちとの交流も広がると思います。

眼や耳が退化していますがしっかりとした可愛らしい顔があります。可愛いと思うか気持ち悪いと思うかは人によりますが、爬虫類愛好家にとってはたまらなく可愛く感じるのではないでしょうか。

ただし値段が高すぎて一般人には到底手の届かないペットです。お迎えするには車や家を購入するときぐらいの覚悟が必要となるでしょう。

 

 

アホロテトカゲの飼い方

出典:名東ペポニスタッフブログ。

飼育環境

それほど大きくならないので60cm規格の水槽で終生飼育が可能です。砂地に生息していますので可能な限り厚く砂を敷いてください。

一生の大半を地中で生活をする生き物なので頻繁にほじくり返して生体を地上に出す行為は避けましょう。照明や紫外線ライト、バスキングランプは不要です。

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ただし寒い時期はパネルヒーターなどで水槽を保温する必要があります。あまり湿度を高く保つ必要はなく適度に砂を湿らせるといいでしょう。全体を湿らせるのではなく一部を湿らせることで勾配を作るとアホロテトカゲの適した湿度が分かるかもしれません。

上記でご紹介した飼育方法は必ずしも正しいものではなく、明確な飼育方法が解明されておりません。試行錯誤をしながらアホロテトカゲが快適な環境を築いていくことが求められます。

 

餌の与え方

昆虫や小型哺乳類などを捕食します。給餌の際は食べやすいように刻んだり、硬い部分を潰してそっと置いておくと食べるようです。

乾燥・冷凍モノでも餌付くようですので餌の管理は比較的楽な方です。食欲旺盛なので沢山餌を置いておき、食べ残しを回収するのが良いと思います。

 

飼う上での注意点

出典:名東ペポニスタッフブログ。

とても愛らしい姿をしていますが、ほとんど地表に姿を現すことはありません。見たいからといって掘り返す行為はストレスの原因になりますので極力控えるようにしましょう。

昔から存在は知られていて知名度の高い動物の割に謎がとても多いです。飼育方法も先行事例が少なくどの環境が最適なのか分からないため、超高額な値段に対して飼育にはそれなりのリスクが伴います。

数百万円でお迎えした個体が数日後に落ちてしまう可能性も十分にありえますので半端な気持ちで購入すると痛い目を見ます。爬虫類の多くはサルモネラ菌に感染しているためお世話をした後は必ず石鹸で手を洗いましょう。

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まとめ

幻のトカゲとして長年憧れの存在であるアホロテトカゲ。昔は一生に一度実物を見ることができたら好運と言われるほど流通していませんでしたが、最近になって輸送技術の向上や情報社会の発展により販売先を見つけやすくなりました。

謎に包まれたままのアホロテトカゲを飼育することで少しでもその謎を解いて繁殖方法を確立すると流通量を増やせるかもしれません。一生に一度の大きな買い物になるほど高額なペットですが、魅力溢れる容姿や愛好家たちにも羨ましがられること間違いなしでしょう。

お金に余裕のある方はブリードに挑戦してビジネスに繋げてもいいかもしれません。

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