熱帯魚の人気の種類について紹介します。(個人的な意見です)
熱帯魚の人気種類ランキング
10位:エンゼルフィッシュ
熱帯魚の女王ともいわれるアクアリウムの代名詞的存在のエンゼルフィッシュ。体高があるため高さのある水槽で飼育する必要がありますが、他の熱帯魚飼育では味わえない優雅さに魅了されることでしょう。
カラーバリエーションが豊富でシルバーやブラック、黄色など様々な色合いのエンゼルフィッシュが作出されています。
一般的にカラフルなエンゼルフィッシュは弱アルカリ性から弱酸性まで幅広い水質に耐えることができて丈夫なのですが、アルタムエンゼルフィッシュと呼ばれる原種はやや飼育が難しく繁殖難易度も高い傾向にあります。
小型のカラシンやコイとの混泳は不可能とされているようですが、エンゼルフィッシュの稚魚段階で混泳させていると捕食するような行動をしなくなる個体が多く必ずしも小型熱帯魚との混泳が出来ないわけではありません。
9位:ミドリフグ
ホームセンターで販売されたりゲームセンターの景品になるほど可愛らしい見た目で人気のミドリフグ。多くは汽水域で採集された個体が流通しているのですが、販売文句で淡水でも飼育できると謳われることの多い種類です。
もちろん淡水域で採集された個体を純淡水で管理することは問題ありませんが、汽水域で採集された個体は肌荒れを引き起こしそこから細菌類に感染してしまう危険性があります。
生息数が多く流通量も多いため人気の種類となっていますが実は飼育が難しい熱帯魚なのです。
8位:ブラックファントムテトラ
出典:中野愛魚園ブログ
大きさはネオンテトラと同程度ではありますが、各部位のヒレが大きくエンゼルフィッシュのような優雅さを手軽に味わえます。
本種は飼育が簡単で熱帯魚飼育の入門種として扱われていますが、水草水槽との相性がよく混泳水槽においても温和な性格のため問題を起こすこともない優秀な熱帯魚です。
販売価格は非常に安価で一匹あたり80円前後です。やや群れを成して泳ぐ習性があるため複数飼育をお勧めします。
7位:アベニーパファー
出典:雑記 鴨
純淡水で飼育する珍しい小型のフグです。ホバリングのようなヒレを小刻みに動かして泳ぐ姿は可愛らしく人懐っこい性格から人気を集めています。
水草水槽ではスネールキラーとして大量発生したスネールの駆除に導入されることが多くあります。ただ柔らかい水草を齧ることがあるので高価な水草を植えている場合は要注意です。
混泳に関しては他の魚のヒレを齧ったり素早い熱帯魚に餌を取られて飢餓状態に陥るなど問題が多いので同種間のみで混泳させることが望ましいでしょう。導入時に白点病に罹りやすい種類なので水合わせと温度合わせをしっかりと行ってください。
6位:ゴールデンハニードワーフグラミー
出典:FreeTimes
淡水魚とは思えないほど発色の良いゴールデンハニードワーフグラミー。非常に温厚で水草の食害もないため様々な水槽に導入することができます。本種は空気中からも酸素を補給することができるのでエアレーションをしない水草水槽にオススメです。
注意点としては泳ぎがゆったりとしているので水流の強い水槽では体力を消耗して弱ってしまいます。また本種は品種改良によって温厚な性格になっているので名前の似ていて性格の荒いゴールデングラミーと間違えないようにしましょう。
5位:ネオンテトラ
昔から人気のネオンテトラです。最近では青色の強いグリーンネオンテトラや少しネオンテトラよりも大きいカージナルテトラなども人気を集めています。
非常に丈夫なので水槽を立ち上げる際にパイロットフィッシュとして導入されることも多いようです。価格は一匹あたり25円程度と安価なので熱帯魚飼育のコツを掴むのに適しています。
4位:プラティ
カラーバリエーションが豊富でコレクション性の高いプラティ。どこのペットショップでも売られているほど大人気で丸っこい身体つきに愛嬌を感じてついお迎えしてしまう方が多いのでしょう。
3位:コリドラス
水槽の低層を砂に顔を埋めながら泳ぐ可愛らしい熱帯魚です。ヒーターが故障して低水温になってもコリドラスだけは生きていたという報告が多く、その生命力に驚かされます。
種類も豊富でパンダのような模様をしたものから細かい斑点模様の入るものまで沢山販売されています。魚との混泳が難しいとされるシュリンプとの混泳も問題ありませんので、お迎えしたいと思った時に導入できる汎用性の高さからも人気の理由が覗えます。
2位:グッピー
言わずと知れた熱帯魚の代表格として長年愛され続けてきたグッピー。大きく美しいヒレが特徴的でペアで飼育しているだけであっという間に水槽がグッピーで埋め尽くされるほど繁殖し易いことで有名です。
そのため川へ放流されることも多い種類ですが、生命力が強いためそのまま野生下する個体も多くいます。
1位:ベタ
品評会に登場するベタたちは人工的に描かれた模様ではないかと疑ってしまうほど美しい色合いをしています。近年では海外でミニベタと呼ばれる従来のベタより一回り小さな種類が作出されて大きな話題となりました。
飼育は簡単で毎日水換えができることを条件にコップのような小さな器でも飼育することができます。